10月10日 土田麦菜
芸術の秋!ということで国立新美術館で開催されている、ニキ・ド・サンファル展に行ってきました。
ニキ・ド・サンファルとはフランス生まれの女流アーティストであり、1961年に発表した絵の具を入れた缶や袋に発砲して作品に色を付けるパフォーマンスで一躍注目を浴びた画家・彫刻家です。
今回の回顧展は代表作の『ナナ』の像や、ニキが芸術史に名を残すきっかけとなった『射撃絵画』、タロットカードをテーマに作られた公園『タロットガーデン』に至るまで、初期から晩年までの様々な作品が展示されています。
ニキの作品を生で見たのは初めてでしたが、現代アート特有の難解さは無く、
作品に込めれたメッセージは、作品の色彩、躍動、生命力を直に感じることでストレートに受け取ることが出来ます。
本当に素直に楽しめる作品ばかりでした。
心がカラフルになるこの回顧展、芸術の秋を堪能できること間違いなし!おすすめです!