9月22日 土田麦菜
今年は夏の旅行に新潟を選びました。
何故新潟なのか、その目的はというと、3年に一度開催される里山を舞台とした『大地の芸術祭』を堪能するためです。
美しい自然をキャンバスに、沢山の作品が自由な姿で突拍子もなく登場します。
何せ町をあげての一大イベント。
歩けば何かしらの作品に出会えるというんだから、その町が丸ごと美術館になったようなものです。
頭に??が浮かぶアヴァンギャルドでクレイジーなものから、自然と人間が共生した奥深いものまで、
作品のメッセージ性も多種多様で、そこには異次元に入り込んだような不思議な世界が広がっていました。
そして作品数の多さにも圧倒されます。
今回の弾丸ツアーですべての作品を鑑賞することは出来ませんでしたが、
密度の濃い時間を過ごすことができました。
今年の開催は今月の13日まででしたので、次に見ることができるのは3年後。
のどかな田園風景の中に確かに存在する奇想天外なオブジェを横目に、
粋な町おこしだなあと感激しながら新潟を後にしたのでした。また次回も行きたいです。