6月24日 土田麦菜
久しぶりに映画館に行きました。
私は俗にミニシアターと呼ばれる、オーナーさんの趣味趣向が顕著にでているような、
手作り感満載の映画館が大好きです。
音響等の設備はシネコンには敵いません。
が、ただ映画を鑑賞するという目的以外に、この映画館に行く、
というイベント感が楽しくてたまらないのです。
先日見てきたのは、エレファント・ソングという映画。
若干26歳。才能溢れる若き映画監督であり、脚本家であり、
そして俳優としての評価も高いグザヴィエ・ドランを主演に据えた心理劇です。
無邪気に嘘を操り周囲を翻弄していく様、か細い糸のような繊細な演技に魅了されます。
ドランの映画をいくつか見て、見終えてから必ず思うことがあるのですが、
それは、映画が大好きで大好きで仕様がない感じ。迸る映画愛。
好きなモノがあるというのは素敵なことですね。