5月21日 渡邊 宣正
ロイドルームチェアーが入荷した。
その内の1脚。
カードラベルは剥がれて無くなってますが、
その痕跡は残っており、そこに「MAY 35」の印。
間違いなく W.LUSTY&SONS 社製、1935年5月製造、
正真正銘 woven fibre を使用したロイドルーム。
1935~40年の間に作られていた、
model No.7074 pattern weave chair です。
背もたれとシート前面に編みこまれた大小の山型が特徴で、
時間を経て生まれた風合いと、濃緑色は落ち着いた印象です。
実用家具として使われてきたであろうこのチェアーが、
この良い状態で現存していて今でも使うことができるのは、
やはりこれはすごいことですねー。と思うのでした。