GEOGRAPHICA

音楽の歴史

2013/08/21 | スタッフの日常

8月21日 近藤美紗

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最近読み終えた本です。
こういった本の中でよく見掛ける、作曲家同士の関係性やエピソードなどが好きです。
例えばチャイコフスキーは、当時大不評であったビゼーのカルメンを傑作と認めた最初の人物だったそうです。

今となってはクラシック音楽はそれぞれ違った魅力が愛され認められていますが、
昔の人達はどこに良い音楽があるのかを必死に探し、
本物の音楽を知るためたくさんの曲を聴き比べることで耳を鍛え、
自分なりに厳しく評価をしていたのだなと思います。
よく、初演は大失敗に終わった、などと言われている曲がありますが、
自分もその当時の公演に行って初めて聴く音楽を味わってみたい!と思います。

また、幼い頃からモーツァルトを崇拝していたチャイコフスキーは、それが自分の作品にはどのように影響していたのでしょうか。 チャイコ好きとしてとても気になります。

作曲家のように、スコアを目で追いながらクラシックを聴きたい気分になりました。