8月9日 前川結
8月は夏らしいことをしたい、という気持ちを実行するべく青森へ行きました。
国の重要無形民族文化材、ねぶた/ねぷた祭りです。
実際にお祭り自体を見たのは弘前のねぷた祭りのみなのですが
扇形の灯籠に、かけ声は「ヤーヤードー」
青森のねぶたに比べ、叙情的、厳粛なイメージで格好良かったです。
それぞれ出陣する姿は趣深く心打たれました。
五所川原の立佞武多(たちねぷた)
こちらはなんと高さ22メートルほどの灯籠。かけ声は「ヤッテマレ、ヤッテマレ」
電線などの普及により、ねぶたの灯籠はどんどん低くなっていったのですが、
1996年に五所川原がかつての姿を復活させたとのこと。
芸術的であり、建築的であり、、あまりの迫力と美しさに圧倒されました。
そして青森のねぶた、かけ声は「ラッセラー」
東北祭り最大規模、参加者、観客含め6日間で動員数300万人以上、とにかく絢爛豪華で賑やか。
幅は9メートル、重さは台車含め4トンもありますが、ダイナミックに回転させたりして観客を魅了します。
あらゆる展示会場に足を運んだり、テレビ中継の録画放映を見たりしていたら
思いがけずねぶたを身近に感じる程知識が付いてしまいました。
青森県内でも同じ時期に至る所でねぶた/ねぷた祭りが行われているようで、
しかも日によってコースが違ったりするので、一度では見足りないという気になります。
日本の夏の魅力、もっともっと感じたいです。