GEOGRAPHICA

国宝 燕子花図屏風

2013/04/29 | スタッフの日常

 4月29日 渡邊 宣正
DSC_1593.jpgゴールデンウィークの初め、根津美術館にて公開中の尾形光琳作、国宝「燕子花図屏風」を同館の庭園に咲き始めた燕子花とあわせて観にいった。
美術の教科書で、歴史書で、TVなどでは今までに何度も目に触れている日本絵画史を代表する作品ですが、実物を観るのは今回がはじめてでした。
青と緑の濃淡。絵の具は思ったより厚く、それが柔らかくふくよかな花を表現している事がよくわかりました。構図はやはり大胆で繊細。デザイン性がつよく、屏風という道具の価値を高めている事も。
庭に咲く花の青と緑が、よりつよく心に残りました。