2月10日 前川結
世田谷美術館で開催中
エドワード・スタイケン写真展 モダン・エイジの光と影1923-1937に行きました。
アメリカで19世紀末から20世紀後半に活躍した写真家スタイケンの1923~1937年、ファッションとポートレートを中心とした写真展で、
当時の高級ファッション誌「VOGUE」掲載のものなど、どメジャーな内容ですが作品としてとても素晴らしい写真ばかり。
一枚一枚小さな写真に見所満載でいくら見ていても飽きません。
スタイケンの表立たない努力の一つに、白いカップ&ソーサーの写真を何百枚も撮っていた時期があるとの記述があり、
どの作品にも共通する白の奥行きの深さにとても頷けました。
ジェオグラフィカにあるヴォーグ
当時よりも10年ほど後のものですが、
これからはより興味深く鑑賞できそうです。