10月2日 石井康介
[ Over 100 cabinets vol.2 ] がまもなく始まろうとしています。
今回はその内の一つ、キャビネットの修理風景をご紹介したいと思います。
背と扉を外した状態です。
大抵の場合、背の交換と扉の調整が必要となるため、この状態がスタートとなります。
続いて、脚も取れかかっていたので一度外しきれいにしてから付け直します。
扉の鍵です。シリンダーは使えましたが、鍵自体が無かったので新しく用意します。
扉を付け直します。大分元の形に戻ってきました。。
新しく用意した背を付け直します。
フレーム自体細い為、背を固定することにより全体の強度を得る事が出来ます。
しかも後の扉の調整にも影響が出る為、実はキャビネットの修理ではここがポイントになります。
最終の扉の微調整はヒンジで行います。ネジ穴一個分下へ、半個分奥へ、といった感じです。
最後に飾りなどの欠損箇所を修復して・・
木工フィニッシュです。