KAY NIELSEN
2011/03/07 | スタッフの日常
3月7日 前川結
私の持っている本を一冊紹介します。
"EAST OF THE SUN AND WEST OF THE MOON"
北欧伝説を描いた童話集「太陽の東・月の西」
この本は、挿し絵や装丁がとても美しく、かわいらしいです。
挿絵を描いたカイ・ニールセンは20世紀初頭のイギリスで活躍した挿絵画家ですが、
アールヌーヴォー全盛だったパリで美術を学び、
イギリスのビアズリーや、日本の浮世絵に影響を受けています。
その絵が何とも言えず、私好み。
繊細で、憂いがあって、色が淡く深く。
浮世絵の影響があるということで、デザイン的、
余白・空間が効果的だったり、部分部分のモチーフ一つとっても凝っています。
そして、舞台美術家でもあったという事で、一枚一枚舞台美術のように空間的(平面的な絵なのに)
絵の外の空間まで想像出来そうです。
この絵のテキスタイルで服を作ったらかわいいだろうな、とか
挿し絵に留まる事のない魅力を感じます。
そしてこの本は、見返しまでもこんなにかわいい。
しかしながら、私、この本読んでいません。
全部英語で厚さ4センチもあるのですもの。
いつか読みたいです。
私の持っている本を一冊紹介します。
"EAST OF THE SUN AND WEST OF THE MOON"
北欧伝説を描いた童話集「太陽の東・月の西」
この本は、挿し絵や装丁がとても美しく、かわいらしいです。
挿絵を描いたカイ・ニールセンは20世紀初頭のイギリスで活躍した挿絵画家ですが、
アールヌーヴォー全盛だったパリで美術を学び、
イギリスのビアズリーや、日本の浮世絵に影響を受けています。
その絵が何とも言えず、私好み。
繊細で、憂いがあって、色が淡く深く。
浮世絵の影響があるということで、デザイン的、
余白・空間が効果的だったり、部分部分のモチーフ一つとっても凝っています。
そして、舞台美術家でもあったという事で、一枚一枚舞台美術のように空間的(平面的な絵なのに)
絵の外の空間まで想像出来そうです。
この絵のテキスタイルで服を作ったらかわいいだろうな、とか
挿し絵に留まる事のない魅力を感じます。
そしてこの本は、見返しまでもこんなにかわいい。
しかしながら、私、この本読んでいません。
全部英語で厚さ4センチもあるのですもの。
いつか読みたいです。