3月1日 石井康介
今回は、先日店頭に入ったショップキャビネットの修理をご紹介します。
かなり使い込まれていた模様で、天板のガラスはキズ多数、激しい修理跡多数、そして脚のパーツ欠損と
なかなか手強い相手です。
まずは上台の天板ガラスの交換です。
厚み6ミリ、長さ1800mmあるガラスは一人ではセット出来ません。
助けを借りて新しいガラスをセットします。
次は本体、木部の修理です。
底板のワレ、各フレームのグラを直します。
次に脚の欠損パーツを作ります。
画像は本体をひっくり返した状態です。
今回はちょうど古材で塗面の質感が近い材があったのでそれを使用しました。
さーここまできたらようやくゴールが見えてきましたね。
引き出しのレールを取り付け、
フラップ、引き出しの調整を終え、、
フィニッシュです。
今回は使い勝手を考え、ガラス天板の上に木部の天板を追加で製作しました。
かなり作業工程は省略しましたが、ここまで丸3日を要しました。
なかなか手強い相手でした。。
次はどんな相手(家具)が来るのか楽しみです。