GEOGRAPHICA

 

2011/03/02 | スタッフの日常

3月2日 朝岡工晴

今月12日には九州新幹線全線開通となります。

新幹線が通るらしい。
在来線か、新たに海岸側を走るかのどちらからしいぞ とは
当時小学生の私が、大人達から聞かされた話でした。 
TVでしか見た事ない夢の乗り物が来るなんてすごいぞ 
最速200km/hだぞ。早く来ないかなぁと思っていたのは、
もう40年に程近い前の事です。
数字にしてみると、そんな前のことなのかと
今更びっくりしてしまいますが、、 

無駄に時間があった頃は 寝台車使ってみたり
帰省ラッシュで、新幹線で福岡まで立って行ったことも。

何十年と経つうちに、
只の夢物語だったのかと 諦めに近い気持ちから、
いつの間にか開通のことなんて、すっかり忘れ去っていた所に
ここへ来て、、 なかなかに感慨深いものがあります。

華々しい話題になる反面、
通過駅になるのではという懸念や、、
開通に伴う大型商業施設の開業などで人の流れが変わり、 
従来の商圏に与える影響・地盤沈下といったことなど
故郷のことだけと限った問題ではなく、とても気になる所です。

40年越しの、夢の乗り物がもたらすものは。