12月13日 安田慎平
今回はチェアの塗装、オリジナルよりも色を濃くしないというパターンです。
塗装の色味において、お客様からのご要望が多いのは大方「薄⇒濃」という
パターンなのですが、今回はできるだけ「現状維持」というご依頼です。
まずこれが塗装前の状態です。
磨きを掛け表面をならした後、
使用している中で一番色味の弱いオイルステインを塗ります。
埃っぽさが取れマットな質感になります。
そして細かい傷や色の抜けている箇所、木工作業で生じた修復痕をチェックし
周りに合わせた後、ニスを入れ光沢感を与えます。
適度な艶を意識しながらニスの濃度等、付着量にも注意します。
仕上がったのがこちら。
ちょっと…この画像ではわかり辛いでしょうか…。
また次回にご期待下さい。