GEOGRAPHICA

 

2010/12/15 | スタッフの日常

12月15日 朝岡工晴


子供の頃を除けば、
これまで映画を見て感動こそすれど、泣いたりした記憶はないのだが、
先日のそれは、想像していたものと少しだけ内容が異なり、
(私にとっては)涙腺を恐ろしく刺激するものでした。

映画の半ば辺りから、なんだかまずいなあと思っていたら、
不覚にも一筋の涙が流れると、あとは、そこから
エンドクレジットまで一気に涙が溢れ続けました。

(本来 大泣きさせるようなタイプの映画、、ではないはずなので、)
私以外で、泣いている人などいるはずもなく、、、
場内が明るくなると、皆淡々と私の横を通り過ぎて行きます。
泣き顔を見られそうで、恥ずかしくてたまらなかったのですが、
それは 直ぐには立ち上がる事も出来ない程で、
トイレに駆け込んだときは、思わず苦笑いしてしまう程
なんとも情けない顔になっておりました。

なによりも、泣いている自分に一番びっくりしている訳で、
それは年を取ったから、、なのだと決めつけることで、
一応の納得はしたのですけれども、、

あまりの情けなさ??はその後も引きずることになり
気軽に映画を観に行くというなんでもない行為が、
なにか変なトラウマになってやしないかと、ばかな心配を始める始末。
見事なへたれっぷりに、自分自身がドン引きです。