追憶の味
2010/09/13 | スタッフの日常
9月13日 萩谷優
その昔貧乏学生だった頃、
汚い僕のアパートでわいわい集まっていたある夕方の事
「あー腹へったー!!」
と一人が騒ぎ出し、勝手に台所にあるもので料理を開始。
とは云え、食材らしいものは何もなく、
アイツどーすんのかなと思い待つこと約半刻
そいつが僕らに持って来たのは、具の無い「すいとん」でした。
しかし小麦粉をこねて醤油汁に落としただけのそれは
細かいことは覚えていませんが結構美味しく、
皆であっという間に食べてしまった記憶があります。
そいつが自慢げに言うにはごま油も入れたらしく
それがまたほんのり効いて汁まで飲み干しました。
今、どれだけ頑張って同じ様なものを作ってみても
きっと絶対に再現することはできないでしょう。
そういう種類の美味しさでした。
その昔貧乏学生だった頃、
汚い僕のアパートでわいわい集まっていたある夕方の事
「あー腹へったー!!」
と一人が騒ぎ出し、勝手に台所にあるもので料理を開始。
とは云え、食材らしいものは何もなく、
アイツどーすんのかなと思い待つこと約半刻
そいつが僕らに持って来たのは、具の無い「すいとん」でした。
しかし小麦粉をこねて醤油汁に落としただけのそれは
細かいことは覚えていませんが結構美味しく、
皆であっという間に食べてしまった記憶があります。
そいつが自慢げに言うにはごま油も入れたらしく
それがまたほんのり効いて汁まで飲み干しました。
今、どれだけ頑張って同じ様なものを作ってみても
きっと絶対に再現することはできないでしょう。
そういう種類の美味しさでした。