8月3日 宮土麻衣子
ある日のランチ。
通路を挟んですぐ横の席に案内されてきたご婦人2人。
まったく聞くつもりはないのだけれど、テンション
なおふたりの会話が
耳に届いてきます。
『アレ、あの映画観に行ったわよ。』 (宮:話題のあの映画だ。)
「ホント?で、どうだった?」 (宮:特に興味なかったんだけど…どうだった?)
『短いのょ。結構。』 (宮:え゛ーっ。感想ソレーっ??)
「あーそー。そんな短いの。」 (宮:…あ、それでいいんだ。)
『あと、昔の作品に戻った感。。。。。しょ。』
「あぁ、あれで。。。。。。。。。よ。」 (宮:な~んで急に小声?)
『なんでお店に入ってから帽子かぶったの?』
「なんか、洒落た感じに見えるでしょ。」 (宮:…話題変わってるし、、、。)
「でも、あれよね。人間に見つかっちゃいけないんでしょ。可哀想よね。」
『そんな事ないわよ。』 (宮:そんな事ないんだ。てか、話し戻ってる。)
声が大きくなったり、小さくなったり、変幻自在な
ふたりの会話の虜になってしまった宮土。
お名残惜しゅうございますが、お会計いたします。