12月18日
明日、開かれる講座のお知らせです。
19日(土)に
アンティークエデュケーション主催で下記の講座が開催されます。
映画の中のインテリア/Ladyの私室「夏時間の庭」
日時:12月19日(土)11:30~14:00
受講料:6,000円(講師を囲んでのパスタランチ付)
場所:ジェオグラフィカ3階・ライブラリー
ジュリエット・ビノッシュ扮するアメリカ在住のフランス人デザイナーとその兄弟が、突然の母の死に際して、毎年家族が集まったフランス地方に残された家とそこにあるアール・ヌーボー時代の美術作品の処理という問題に直面する。
母亡き後で、自分たちのエゴを爆発させる兄弟の絆の希薄さ、また母と芸術家の大叔父との愛人関係が浮き彫りになる一方で、フランスの相続税の重さや国をあげて美術作品を守っていく法律の成り立ちが如実に描かれている。
オルセー美術館20周年を記念し、美術館が総協力している貴重な映画ゆえ、普段は美術館に陳列されている作品に命が吹き込まれ、マジョレルの家具が書斎で日常的に使われていたり、ガレの花瓶に花が生けられるなどアンティーク本来の役割を果たしている描写などが興味深い内容になっている。
写真はオルセー美術館の「アールヌーボー展示室」の一角
講座内容は実際に映画を鑑賞しながらアールヌーボーの家具についてお話します。
講師はジェオグラフィカの専任バイヤーでもある蜷川浩史が務めます。
お問合せ、お申し込みお待ちしております。