GEOGRAPHICA

還暦親父 vs 岸田

2009/11/10 | スタッフの日常

11月10日 岸田健志

ある日、母親が「よくここまで生きて来れたわね!」
と携帯で話している声が聞こえてきて、なんの事だか解りませんでしたが、
話が進むにつれ、納得。

うちの父親が今月で還暦なんです。
10歳近く下の妻からしてみれば、夫の還暦は他人事のようです。

自他共に認める、バカ息子としては、もっと他人事に感じていますが…。

還暦を迎えるのに未だに何でも大盛り、特盛り。お酒も、飲めない僕には判りませんが、かなり飲むみたいです。たばこも1日1箱。高速道路は基本、追い越し車線のみ走行。

昔、車にはある程度の速度を超えると「キンコン、キンコン…」と警告音が鳴る時代がありましたが、僕はその音とAMラジオから流れてくるナイター中継、密閉された車内でたばこを吸い続ける父親の姿がこびり付いています。

殴られた事もありましたが、殴るより、柔道の有段者の父親としては投げ飛ばす方がすっきりするらしく、コンクリートでもアスファルトでもお構いなしに背負い投げを頂きました。

ある時、酔っ払って気分上々の時に巴投げを頂き、ドリフのコントの様に襖に刺さった僕が居ましたが、痛さよりも面白さが上回り、母親に「早く!写真撮って!」と刺さりながら叫んでいたのを思い出します。

最後にこの場を借りて父親にお願いしたいのは…

「そろそろパンチパーマにグラデーションのサングラススタイルは
やめてくれませんか?
孫達も物心ついてきたので、ビビリ始めてますよ、よろしくお願いします。」