10月3日　宮土麻衣子

私にはマジシャンの友人がいます。
お弟子さんを抱え、あちこち飛び回っているようです。

社会人になって随分と経ってから、その彼がマジックのお仕事を
していると聞いたときには驚いたものですが、思い起こせば子供の頃、
クラスの中でいつも人を驚かせたりしてたような気がします。

その性格は相変わらずの様で、どこへ出かけても近くにいる見知らぬ人や
お店の店員さん、お客さんにもマジックを披露しちゃったりします。
以前、お店を訪ねてきてくれた時も、宮土は休みだと対応した岡田さんに、
突然マジックをしてみせたのだといいます。岡田さんもさぞ驚いたでしょう。
私もある意味驚きましたから。
怖いもの知らずだなぁ～　と。（岡田さん　ゴメンナサーイ！）

先日友人親子たちと数人で青山に出かけたときは、
子供好きなマジシャンが、友人の息子に様々なマジックを披露。
息子　キャッキャと大はしゃぎです。勿論ついでに店員さんにも見せちゃいます。

彼は言います。不思議なことが目の前で起こる。夢みたいでしょー。
感動するよねー。夢持てるよねー。
なかなかホットな人です。

マジシャンが何なのか理解できない子供の「マジシャンってなぁに」という
問いかけに「マジシャンはねー。魔法使いだよぉー。」と満足げに答えます。

以前お弟子さんに、何故マジシャンになろうと思ったのか尋ねたことがあります。子供の頃、彼のマジックを見て彼のようになりたいと思ったのだと言っていました。

彼がマジシャンになろうと思ったきっかけはなんだろう？