8月20日 宮土麻衣子
友人たちと神保町へご飯を食べにいきました。
遅れて到着したため、友人に電話で誘導されながらお店へ辿り着くと、
ちょっと遠出したにも関わらず、シッブーイ大きな赤提灯の下がった、
引き戸には銘酒の名前がどぉーん!と書かれたお店…。
相変わらず色気がなーい!と、ブーブーこぼしたものの、
さすがグルメな人の多く集まる神田界隈のお店は美味しいものが一杯。
鱧の唐揚げ、茶豆、ぬた和えと赤提灯ならではのメニューがずらりと並ぶ中、
「古代エジプト岩塩焼きピザ」と、その場にはなんだか不似合いな
カタカナ混じりの短冊がヒラヒラ。
赤提灯に古畳のお座敷ですもの。ココはやっぱり渋めにまとめたいところ。
ましてやそんな軟派な注文をしては、周りに座っているスーツ姿のおじさま達が
「まったく...。」とため息をつくことでしょう。
でも聞けば、そのピザが非常に美味なのだと知り合いが絶賛していたのだそうで、やはり美味しいものに目がない私たちは、小さなこだわりを捨てて注文。
出てきたのはチーズたっぷり、パリッパリの薄焼きプレーンピザ!
それが濃厚なお味で、超・超~美味!
ほんとうに美味しいものは人を幸せにします。