8月10日 朝岡工晴
先月オープンした某カフェのウインドーに飾られたサイドボードです。
笠木を取り外し、天板をフラットに。
白く縁取りしたにように見える部分は、装飾材を取り付けたもの。
この後、イメージカラーのホワイトでエイジング加工されるのですが、
このシンプルなサイドボードをそのままペイントすると、
表情のないのっぺりとした仕上がりが予想されました。
元のイメージを壊さぬよう注意し、これらの装飾を最小限加える事で
陰影が生まれ、塗装後もしっかりとした表情を表す事が出来ます。
そしてこれは、、
家具の裏側。背に当たる部分。
お店の、内らかも外からも同じ見え方に。というご要望により、
表と同じ意匠を背の部分に再現しました。(扉は開きません)
そして側面にも飾りを加えて。。
完成した画像が用意出来ておりませんが、見事に仕上がり、
店のイメージにぴったり。
美しくウインドーを飾ってくれています。
普段私達が行っている 修復技術のちょっとした応用で
このような特殊なご希望にも御答えする事が出来るのです。