6月17日 宮土麻衣子
わが家から歩いて10分くらいの商店街は、昔ながらの魚屋・八百屋・お肉屋さんの他に、お惣菜屋さんなんかが並んでいて『ハイッ。お嬢さん、何にしましょー!』なんて声が聞こえてくる、なかなか活気のある楽しい商店街。
その商店街に、カフェや趣味のいい居酒屋さん、雑貨屋、ステーショナリーショップなんかが少しずつ増えてきて、用事のないお休みの日にちょっとお散歩しにいくのが楽しい。 で、昨日も小雨降る中、商店街をお散歩。
ふらふらいろんなお店を見て回って八百屋さんから出ると、私の目の前に大きな段ボール製の手作り感たっぷりだけど、完成度の高いロボットの着ぐるみを着た人がこっちを見て手を振っている。
宮:『…。』 思わず硬直。
ロボット:それでも手を振ってる。
宮土、どうしたらいいかわからず、とりあえず深々とお辞儀をしてロボットの前をすり抜けてみました。少しして後を振り向くとそのロボット、他のお店の前でも元気よく両手を振っている。でも、何かの宣伝でもない様子。趣味か?彼(私は勝手に20~30代男性と決めている)の目的が全く見えてこない。
知りたい。何を思って小雨の中ロボットになったのか。