4月7日 知識周
本日の作業は「ステンドグラスの修理」です。
家具のワンポイントとして、表情を変えてくれるパーツだと思います。キャビネットやブックケースなどの扉についていると、華やかな感じになります。
ステンドグラスの修理内容ですが、主に割れている部分の交換と、スタンドグラスを構成している鉛線のハンダ付け部分が外れてしまっていることがあるので、再ハンダ付けの作業です。
ハンダというのは、ステンドグラスを作る際、鉛線どうしを固定する接着剤のような役目で、専用の「コテ」という電熱器を使って「ハンダ」を溶かしながら固定していきます。この作業を通称「ハンダ付け」と言っています。
ちょっと話がそれますが、「ハンダ」と入力して、Netで語源を調べてみてください!思わぬ奥深さがありますよ!
今回のステンドはかなり重症でした。印の付いてる場所が割れている部分なのですが…。ちょっと多いかも…。
まずは「解体」!
ハンダで付いている部分をカッターで切り離していきます。カッターで解体する一番の理由は、再度ハンダ付けする際、切り口がきれいなので、ハンダ付けがやりやすく仕上がりがきれい!といった理由があります。
が!しか~し!力加減を間違えると、割れていないガラスも割ってしまうので慎重に慎重に!
他の部分も、同じ様に解体していきます。
割れた部分を取り除き、ストックしてあるアンティークガラスを形に合わせてカットし、コテでハンダを熱して溶かし「ハンダ付け」していきます。
仕上がりはこんな感じです。