4月2日 重本景子
日常の中でひとつ変わった小さなこと。
通勤路のいつもの曲がり角を、ひとつ先に変えました。
どちらで曲がっても距離はまったく同じですが、今の時期しかないことがその先にあるからです。
ひとつ先で曲がると立会川緑道の桜並木。
名前の通り昔は川だったので、雪見橋 月見橋 門前橋 富士見橋 宮前橋などなど、ところどころに橋の名前が今も残り、当時は魚や蛍もいたそうです。そんな清流今もあったらよかったのにと思いつつ、毎日小さかったつぼみたちが花咲き、満開になるのを楽しみにしています。
道路の真ん中にある石の遊歩道は一段高くなっていて、朝も夜も散歩をする人が増えました。
頭の上に広がる薄ピンクの空を、みんなが見上げています。吸い込まれそうな春の世界。
もう春だから。
その一言で、何か新しいことを始めたい!という気持ちになります。