10月18日 重本景子
先日、ボタニカルアートについてたくさんのことを教わりました。
特に”アンティークの薔薇の細密画”ということでバラに焦点を当て、フランスやイギリスの歴史背景などに触れながらのお話が印象的でした。なんとバラはエジプト古代美術にも登場!その美しさは昔も今もずっと変わらないのですね。
どのバラも魅力的ですが、私はオールドローズで大輪のレースのような繊細な花びらが好きです。1輪でも気品と存在感があり、まさに女王。ボタニカルアートでもよく描かれています。
日本人が桜を愛でお花見するように、イギリス人はバラを愛でピクニックをします。満開になる6月、7月は日も長くなり夜9時でも明るいので、公園で皆思い思いに遊びます。基本はシートの上でごろごろ・・・。ワインとつまみを準備したら、あとはひたすら暖かい日差しを感じていたいようです。日光浴用の有料椅子が出たり、スナックなどの出店があったり、短い夏をできる限り楽しみます。
また、各地で開催されるフラワーショーの季節でもあり、有名なチェルシーやハンプトンコート宮殿にはたくさんの花好きが集まります。満開のバラ園は忘れられないぐらい、さぞ美しいことでしょう!