10月5日 萩谷優
オリックスの清原選手が引退されました。
清原選手は桑田さんとともに僕が野球を始めた頃にはすでに甲子園の大スターでした。
印象深いのはやはり右方向への強い打球。
その昔西武球場(ドームではない)で観戦した対近鉄戦、野茂投手が投じたアウトコースの速球をライトスタンドへ打ち込んだホームランは今でも強烈に僕の記憶に残っています。”ごうっ”ときた速くて重そうな球を ”バッチーン”とはじき返した打球の勢いと角度は想像を絶するものでした。
ここ数年はケガの影響で思うようなプレーができなかったそうで、僕たちには見えないところで苦悩を重ねた上での決断だったのでしょう。お疲れさまでした。アスリートの引退には、余力を残した引退や身も心も砕き尽くした引退など色々ありますが信念に準じたそれはどれも美しい。今回あらためてそう感じています。
ちなみに、、、「おいコラー、家庭を守れないやつにサードが守れるかー!!!」という近鉄ファンの野次も同じくらい強烈でした。