10月4日 宮土麻衣子
なんでもない瞬間に、フッと頭をよぎる単語があったりします。それが暫く頭から離れません。たまにその前後に起きた出来事に関する事だったりもするけれど、大抵の場合は、本当に何の脈略もない“ただの単語”です。例えば先週ぐらいは“ネイサン”と“サスティナビリティ”が私の頭を占拠していて、“ネイサン”に至っては海外ドラマの登場人物で、しかもちょっとイントネーションが英語だったりします。
このところ私の頭の中をグルグルしているのは“テルミン”。
皆さんはテルミンをご存知でしょうか?1920年にロシアの発明家レフ・セルゲーエヴィチ・テルミンが発明した世界初の電子楽器です。このテルミン電子楽器といっても、他の電子楽器と違って、とてもあたたかい感じがします。この楽器は2本のアンテナに演奏する人の2本の手を近づける事で、音程や音量がきまるもので、弦があったりする訳ではありません。思った音階を安定して奏でるにはとても高い技術を要するそうです。
このテルミンの音を、私が感じるとおりに文字に表すと“ふぁひぃ~ぃん”という感じ。ここは敢えてカタカナではなくて、ひらがなです。その音の丸さがひらがな的なんです。
で、頭の中で“テルミン”がグルグルしている時、セットで“ふぁひぃ~ぃん”もセットで回っています。
テルミンの音はこんな感じ!
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