8月9日 渡辺 宣正
残暑お見舞い申し上げます。
立秋とは名ばかり、厳しい暑さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
これからが夏本番だよ。 まだまだ暑くなりますよ。 という勢いですが、このままでは倒れてしまいますので、
幾分空が高くなったような、
秋雲の砂の如く。のような、、
朝夕には涼しい風が立つようになったような、、、
気になって、この暑さを乗り切ります。
(写真はジェオグラフィカより中目黒、遠くに新宿副都心を望む。)
さて、こちらのロッキングチェアでありますが、現在ジェオグラフィカの中で1、2番目に古いであろう商品です。
802-K-190 ロッキングチェア \92,400
1820~1830年代製作(推定) イギリス エルム材 ラッシュシート
サイズ 480X490X830 SH410
もしかするともっと古い物かもしれません。
製作年、歳月だけがアンティーク家具の価値ではありませんが、やはり時間が育てた本物は凄い。長い歳月によって生まれた質感、表情は素晴らしいです。時が経つにつれ劣化して朽ちてゆく物が多い中で、このようにさらに輝きを増し、熟成する物は少ないと思います。
こんなチェアに腰掛けて季節毎に移り変わる空を眺めていたいものです。
この暑さでも秋を見つける事が出来るかあ。