GEOGRAPHICA

水没

2008/08/01 | スタッフの日常

8月1日 萩谷優

夏休みを頂いて実家に帰ってきました。実家は関東近県です。

こちらを出発する時は暑かったので、海、プール、スイカ、花火と考えていましたが、現地はびっくりするくらい涼しく、拍子抜けでしたが良い避暑にはなりました。

磯に遊び、花火も見、近辺の隠れ家的存在のお好み焼き屋も発掘して満腹。まあ満足して明日は帰ろうかという宵の口、携帯電話を実家の便器内に落としました。

手が、滑りました。

水流にもまれながら健気に待ち受け画面を保っていましたが、拾い上げると間もなく力尽きたかのように画面は暗転。ボタン操作への反応も途絶えました。だめかなー、と思いつつも水分を切り、バッテリーパックを外してドライヤーで温風乾燥。しかる後にACアダプターを接続して電源ボタンを長押しすると、、、、

なんと、立ち上がりました。
一通り機能を確認してみましたがどうやら無事なようです。
良かった、迅速な処置が功を奏したのでしょうか。人体への救急救命処置などと同じく事故発生後何分以内での処置が大切、のようなことがやはり最先端の通信端末にもあてはまるのですね。

さて、生死の縁から生還した人が「川の向こうに渡ろうとしたら、、、」というような話をしているのを聞いた事、またはそのような内容の文章を見た事がある方も多いと思います。
もしやこの携帯も、、と思い画像データフォルダを確認してみました。

が、それらしいスピリチュアルな画像は一つも見当たりませんでした。
それどころか今日のこのスタッフトークのためにと、休み中撮りためておいた画像、カニやらヒトデやらイソギンチャクやら焼きそばやらの画像すらありません。水没時のショックで記録の一部が欠けてしまったのでしょう。残念ですが通常機能を保っているだけでも良しとしなければなりません。

写真はまた撮れば良いのです。

8月になり、海や山へお出かけになる方も多い事と思います。
皆様どうぞお気をつけてお出かけ下さい。