12月15日　渡邊 宣正
先日ジェオグラフィカに入荷した1枚のドアー。
花、葉、実をデザインしたエッチングガラスが組み込んでありまして、窓際に立て掛けましたが、今時分は毎朝眩しく美しい温かな陽射しを透します。
このドアー、他にも実に趣きのあるとても味わい深い表情を持っております。
何度も幾重にも塗り重ねたペンキの色は、褪色してヒビ割れて剥がれ、ながい時間を経って今此処に堂々と存在する事を教えてくれます。
このドアーを開くと、遠い昔のどこかの国や、知らない遥か未来が見えそうです。